【記者】「佐藤選手、現在バットについてクラフトマンに熱心に話を聞いている様子がうかがえます」
8日大阪市内にあるミズノ本社に集まったのは、38年ぶりに日本一に輝いた阪神タイガースの大山選手や佐藤選手を始め、日本シリーズでも活躍したオリックスの宮城選手や紅林選手などプロ野球12球団のスター選手たちです。これは「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」と呼ばれ、来シーズンに向けて選手が契約する「ミズノ」の担当者、そして用具を作る「クラフトマン(職人)らとバットやグローブなどの用具について意見交換します。
【記者】「オリックス紅林選手、グラブの感触を確かめているようです」
多くの野球用具が並ぶ中、選手たちは用具担当者の声に熱心に耳を傾けたり、今シーズンを通じて感じたことを質問したりしていました。さらに会場には女子ソフトボール界のレジェンド、上野由岐子選手の姿も。
【記者】「上野投手、シューズについての要望を伝えているようです」
実際にバットを握りティーバッティングで感触を確かめるなど来シーズンへ向けてさらなる飛躍を誓った選手たち。
【紅林選手】「たくさん色々要望も聞いて頂きましたし、やはりゴールデングラブ獲りたいので良かったです」
【佐藤輝明選手】「捕ってから投げる一連の流れで同じ流れの中でやらないといけないのは感じているのでそれができるグラブだったら話し合いながらやっていこうと思う」「(期待してもいいでしょうか?)もちろん頑張ります」果たして来年はどのチームがペナントレースを制するのか、選手たちの戦いはすでに始まっているようです。