宝塚大劇場そばの宝塚ホテル前にに来ています。宝塚歌劇団では俳優の女性が急死した問題が起き、歌劇団が4時から会見を開いています。
【宝塚歌劇団】「深くお詫び申し上げます、誠に申し訳ございません」
この問題は2023年9月、宝塚歌劇団に所属する25歳の女性俳優が自宅のある宝塚市のマンションの敷地内で、倒れて死亡しているのが見つかり、警察は自殺の可能性が高いとみています。また、先週開かれた遺族の代理人弁護士の会見では「過重な業務や、上級生団員のパワハラを苦に、自殺に至った」として歌劇団と運営する阪急電鉄に対し、謝罪と補償を求めていました。
そして現在も続いている宝塚歌劇団の会見で、歌劇団側は「真摯に受け止め対処している」「課題について今後も全力で改善に取り組む」とし、事案の発生前、女性に強い心理的負担がかかっていた可能性が否定できない」と説明しました。また、今後の対策して「再発防止策の話」を行うとしています。
きょうは大劇場の周辺に宝塚歌劇団のファンも様子を見に来ていまして、お話をうかがうと、「劇団側には生徒がちゃんと相談できる体制があったのかなどをしっかりと明らかにして、悲しむ人がいなくなるようにしてほしい」と訴えていました。ファンが多い分、いっそうの原因究明と再発防止が急がれます。以上、中継でした。