宝塚歌劇団の俳優の女性が9月に急死した問題。歌劇団は外部の弁護士らのチームによる調査結果を近日中に公表すると発表。新たな局面を迎えています。
【川上博弁護士】「1日3時間程度の睡眠が続き上級生のパワハラもあって心身の健康を損ない亡くなった」
先週、遺族の代理人弁護士は過重労働などが原因の自殺だと訴え謝罪と補償を要求しました。歌劇団は10日夜に外部の弁護士らの調査チームから調査報告書を受け取り「今後の改革の方針と合わせて近日中にお知らせいたします」と公式サイトで発表。広報に問い合わせてみると。
「いつ発表するか現時点では言えない。改革案を含め発表できるものは何もない」
歌劇団では宝塚大劇場での宙組の公演を全日程で中止しましたが、ファンはどう受け止めているのでしょうか。
【ファン（10月22日取材）】「さびしいですがいまの宙組公演中止は英断だと思う」さらに先週の会見を受けて市民は
【宝塚市民】「真相はわからないがみなさんがんばって舞台に立っていると思うので開けた歌劇になってほしい、（宝塚歌劇は）華やかな中心となる存在」
まさに宝塚歌劇を町の象徴として2014年『歌劇のまち宝塚条例』を制定した宝塚市は。
【記者】「『調査チームが調査中なので市としてコメントできることはない』という答えでした」
【市民 】「たくさんの人が宝塚が来てくれる、知ってくれるのはいいこと。（旧）ジャニーズなど問題が無くなる世の中になってほしい」
いま、悩みを抱えている方は、「いのちの電話」などにご相談ください。また厚生労働省のホームページでも相談窓口が紹介がされています。
厚生労働省 ●いのちの電話・フリーダイヤル 0120－783－556
●＃いのちSOS・フリーダイヤル 0120－061－338
