運転手不足の解決策となるのでしょうか。近い将来、乗り物は『量』より『質』の勝負となりそうです。
26日から東京で開かれている『モビリティショー』。前回の4年前まではモーターショーとして開かれていましたが、その名前を変え最新の乗り物がずらりと並びました。
【記者】「東京モーターショー、名前だけではなく内容もかなり変わっている。関西からは家電のメーカーも出展している」
関西を拠点とする大手自動車メーカーは「ダイハツ」だけですが、移動手段が多様化する中で関西の家電メーカーにもチャンスが。EV=電気自動車を応用した『未来の乗り物』で勝負します。
【AI】「運転は任せておいて」
この乗り物はドアの開け閉めや運転も含めすべて人工知能にお任せ。さらに。
ほかの車やSNSなどとも連動し渋滞を避けたり目的に沿った情報を得ることも可能。
【記者】「すごかった。外からみると小さな箱に見えるが中に入ると車で移動しているような気分になって本当にびっくりした」
さらに和歌山の乗り物メーカーからは新しい道路交通法に合わせた電動バイクが公開されました。ペダルを漕ぐことなく時速20キロで移動でき、モードを切り替えれば歩道も走れるなど自転車とバイクの「いいとこどり」を実現しています。会場で目だった自動車から『電動モビリティ』への転換。2023年、催しの名前が変わった事は無関係ではなさそうです。
【パナソニックオートモーティブシステムズ社長】「いろんな企業が共同してやっていくような社会に、世界になっていくと思うので車業界だけのショーではなく産業全体のショーと理解している。そういうふうに変化してきていると思う」