大阪府警の37歳の警察官が、覚せい剤を使用した疑いで逮捕されました。逮捕されたのは岸和田警察署・生活安全課の巡査部長(37歳)です。警察によりますと今年7月、いずれかの場所において覚せい剤を使用した疑いがもたれています。7月26日、巡査部長の自宅を訪れた父親から、息子が暴れているという旨の110番通報があり、警察官がかけつけたところ、手で壁を叩きつけたり、興奮していたため、警察で保護。その後、尿検査などの結果、覚せい剤の成分が検出されたため、逮捕に至ったということです。警察は男の自宅を捜索し、注射器13本や覚醒剤を押収しています。
調べに対し巡査部長は「おそらく覚せい剤を使用したとは思うのですが、自分自身の記憶でそのようなことをしたことはないです」と容疑を否認しています。警察によりますと巡査部長は、2020年10月から精神疾患を理由に休職していたということです。