金剛バス廃止で住民の足をどう守る 地元自治体と関係者2回目の協議会

大阪府の南部を走る路線バスが2023年12月廃止になります。住民の足をどうやって守るか、地元自治体と関係者の2回目の協議会が開かれました。

【松田貴仁協議会会長】「この問題は住民の生活に直結する大きな問題」

富田林市など4つの市町村を走る『金剛バス』は2023年12月、全ての路線が廃止となります。その後の住民の足をどうするのか、周辺の自治体とバス会社が新たな交通サービスについて協議を重ねています。

「廃止後は途切れることのない代替交通の確保が必要」

14路線のうち乗客の多い主要な5つの路線について近鉄バスと南海バスが4つの市町村から委託を受けコミュニティバスを走らせる方向で話し合いを進めています。基本的にバス停や運賃については当面現状を引き継ぐ計画です。便数については。

【住民】「減るのか増えるのか。通勤通学の時、どういう方法で運行するのか」
【河南町】「1時間に1便では厳しい。大型バスなどを利用しながら運行は維持していきたい」

また、住民の少ない地域については市町村やNPOなどが自家用車を用いて有償で運送することも検討しています。

【松田貴仁協議会会長】「路線バスの廃止問題は南河内地域だけでなく全国的に非常に大きな問題になっています。運転手不足は非常に深刻で厳しい状況です」

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