電車が走るときに欠かせない部品を作る三菱電機の工場が報道陣に公開されました。2023年で創業83年になる三菱電機の伊丹製作所。ここでは、電車を走らせるために必要なモーターや、JRをはじめ様々な電車内でよく見かける液晶の案内画面の開発・製造を行っています。さらに今開発を進めているのが。
【三菱電機担当者】「こちら、乗務員の居眠りやわき見運転を検知する装置です」
例えば、運転中に居眠りをすると…画面に警告が表示されました。カメラがあくびや目線など少しの動きも検知します。
【担当者】「鉄道業界の今後のトレンドは、自動運転やワンマン化。運転士の体調管理、ヒューマンエラーを防ぐことで安全安心な輸送を進めていきたい」
三菱電機はこれまでに国内外およそ9万車両分の部品を作り国内トップシェアを誇っています。
【三菱電機伊丹製作所所長】「鉄道関連は社会インフラに非常に重要。よりカーボンニュートラルに貢献できる。技術開発進めたい」