記者「大阪・道頓堀から中継でお伝えします。戎橋付近、観光客であふれています。大阪観光局によりますと9月末時点でコロナ前と比べると90%観光客が戻ってきているそうです。そんな中、大阪観光局とJTBがタッグを組んだある画期的なサービスが16日から始まりました。テーマは「おもてなし」です。」
難波にあるJTBの観光案内所。16日も相談に訪れる外国人観光客の姿があとを絶ちません。こういった混雑解消にも役立ちそうなのがこちら。観光地やおすすめの食べ物などの文字情報を会話形式のやりとりで紹介する仕組みです。中には、最新の人工知能が搭載されています。大阪観光局のHP内に導入されたもので、20か国の言語に対応しています。
【記者】「大阪城の行き方は?はやい、谷町線、駅の出口まで!いろんなパターンの大阪城へのアクセスが出てきますね」
大阪観光局のホームページなどのデータから正しい情報を瞬時に表示するのがポイントです。実際に外国人観光客に利用してもらうと。
【ドイツからの観光客】「大阪で一番いい場所は?色々な場所を案内してくれている。大阪城、道頓堀、梅田スカイビル・簡単でいいね、今日始まったんでしょ、完璧!」
この仕組みの導入で観光案内所の人出不足の解消や、観光客の母国語での対応が可能になるといいます。
【JTB担当者】「観光案内所は24時間開けておくことは難しいが、自分のタイミングで聞きたいことを聞くことができるので課題の解決になる」
今後は観光局のアプリなどにも導入を検討しているということです。