「価値を上げて再利用」アップサイクル 商品の認知拡大に学生のアイデアを

使い終わったものを再利用するといえばリサイクル、ですよね。しかし、今は、アップサイクルという方法があるです。アップサイクル一体どんなものなんでしょうか。

15日、東大阪市で行われていたのはアップサイクルのイベント。こちらのブースでは…来場者に作り方を教えているのは近畿大学の学生たち。作っていたキーホルダー、実は使われなくなったランドセルでできたものです。

アップサイクルとは一度使われたものを単に再利用するのではなく、価値をあげた状態にして再利用するというものです。たとえば、こちらのサングラスは目薬が入っていた捨てられるはずのプラスチックを使って作られたもの。お値段1万5千円です。目薬のボトルからするとかなり価値が上がっています。

学生らがしていたのはワークショップ。愛知県にあるアップサイクル企業の商品を知ってもらうために行っていました。この企業では使われたランドセルをパスケースや財布などにアップサイクルする事業を行っています。

【学生】「(ランドセルは)嬉しい気持ちで手にするものだと思うけれど、6年経ったら捨てられてしまうものに新しく価値を吹き込んで使う活動にすごく惹かれる」

企業が学生と手を組んだのは、長年の悩みを解消するため。これまでどうしても消費者が限られていたといいます。

【カバン工房社長】「大学生世代の方にも使っていただきたい商品を作りたくて、今回コラボを行っている」

今回のワークショップでは、文字のビーズをつなげてオリジナルのキーホルダーを作る体験を学生が考案。元のランドセルにゆかりのない人にも好評を得ました。今後も続くコラボで学生らはさらにアップサイクルを広めたい考えです。

【学生】「SNSのプロモーションを通して多くの方にアップサイクルの活動を広めたいと考えています」

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