「こんなに多くの犠牲者が出ると思わなかった」と述べました。
36人が死亡した京都アニメーション放火殺人事件で殺人などの罪に問われている青葉真司被告の12回目の公判が行われました。11日は被告人質問が行われ、弁護側から放火する直前の周囲の状況などについて聞かれると、青葉被告は「スタジオに入ると2、3人ほどいた。死傷者は3人ほどだと思っていた」と述べました。検察側からは、犠牲者が多くなるという考えでスタジオを狙ったのかを問われると、「犠牲者が出るのは放火した一階だけだと思っていた。亡くなっても8人ほどだと思っていた」と話しました。
次回の公判は10月23日で、精神科医の証人質問が行われる予定です。