大阪 ミナミの町にたむろする 集団。耳を傾けていたのは ちょっと強面の男たち。始まったのはゴミ拾い。リーダーは 世間を騒がせた メジャー級に ヤンチャな男。
【ダルビッシュ翔さん】
「僕ら 大阪租界といって西成の炊き出しだけじゃなくゴミ拾いも始めました!」
ボランティアグループ、大阪租界。メンバーは格闘家、ユーチューバーなど個性的な面々。過去に 犯罪に手を染めたものも。いわば、罪滅ぼしのゴミ拾い。地に這いつくばって ゴミを拾う1人の男がいた。ゴミを拾う その手は 素手。
【二上英治牧師】
「こんなもんね、自分の汚れに比べたら どうってことない。洗って落ちるのは 汚れじゃない…」
小指が男の過去を物語る。そして男は行き場のない若者が集まる、グリ下へ。
【二上英治牧師】
「ゴミある?おじさんね…元々ヤクザやっていて、指無くて…今 牧師 やってんだけどおじさん、人生やり直してんだよね」
親分はイエス様。一生続く男の懺悔に耳を傾けました。