日本ガス協会のパビリオン起工式 室内温度を下げる新素材

大阪・関西万博まであと569日。万博を期に大阪、そして日本の未来はどのように『化ける』のでしょうか?

【記者】「大阪・関西万博のシンボルとなる大屋根など、会場の建設が進む中、こちらのスペースには『おばけ』をテーマにしたパビリオンが作られる予定です」

22日起工式が行われたのは日本ガス協会のパビリオンです。展示のテーマは『化けろ、未来!』。地球温暖化の一因とされる二酸化炭素に水素を加えて都市ガスの主な成分『メタン』を作る新技術などを紹介。低炭素社会の実現に向け人々の意識を変化させる展示を計画しています。また、建物自体にもエネルギーの消費を抑える工夫があります。

【記者】「こちら同じ距離、強さでライトを当てているんですが、普通の素材に比べて、スペースクールはなんと8度も温度が低くなっています」

建物全体を覆うのは大阪ガスが開発した特殊なフィルム『スペースクール』。太陽光など外からの熱は反射して温度の上昇を抑え、内側の熱も外へ逃がすことができます。この素材で建物を覆うと夏場は外気温より6度前後低く保てると言い、冷房の使用を抑えることができます。

【日本ガス協会 本荘武宏会長】「1970年、私は高校生だった、未来を感じてわくわくドキドキしたことを思い出します。未来を担う子供たちも同じように感動を味わってほしい」

パビリオンの完成は2024年の10月末を目指すということです。

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