奈良県に世界の富裕層を迎えたい!官民連携のある事業が報道陣に公開されました。
【記者】「どこかの由緒ある邸宅のような雰囲気なんですが、こちらの部屋、実はホテルのチェックインをするラウンジなんです」
来週、奈良公園の一角に開業する「紫翠 ラグジュアリーホテルコレクションホテル奈良」。メイン棟となる旧奈良県知事公舎はサンフランシスコ講和条約の批准書に昭和天皇が署名した歴史の舞台です。
立地よし、歴史ありですが、認知度が低く再開発として着手されたのが高級ホテルへのリノベーションでした。奈良といえば、数年前はホテル不毛地帯。
【外国人観光客(2015年取材)】「(泊まる場所は)京都」「大阪」「(ガイドブックで)奈良はおもしろくない」
そこで奈良県が立ち上がり、3年前、はじめて世界的ホテルブランドが開業しました。そんな奈良県に誕生するさらなる高級ホテル。
【記者】「スタンダードルームは一番おてごろな値段なんですが、なんと10万円越えなんです」
このホテルは世界的ホテルブランド=マリオットの最上級カテゴリーと森トラストが展開する高級ホテルのダブルブランドホテル。スイートルームは一泊およそ82万円からです。
【総支配人】「奈良が目的地になると考えていまして、それだけ豊富な観光の資源がございますのでここからほかの関西であったり国内の移動があると考えています」