2022年5月京都市で発生した高級腕時計の強盗事件などで実行犯に指示を出していた
とされる男が21日の初公判で「ルフィ」の指示に従ったなどと起訴内容を認めました。
伊藤一輝被告は2022年5月2日、京都市の貴金属店で共犯者らとともに合計41点、6900万円相当の高級腕時計を奪った罪などに問われています。伊藤被告は、実行役をまとめる立場だったとみられていて、21日の初公判では、京都の事件について「間違いありません」と起訴内容を認めました。また、伊藤被告は「ルフィという者の指示に従いました」とも述べ、弁護側も「被告はルフィにだまされていた」と犯行が従属的なものであると主張しました。
この事件では全国で相次いだ広域強盗事件の指示役「ルフィ」として逮捕・起訴された今村磨人被告がSNSでフィリピンから指示を出していた疑いがもたれています。判決は9月1日に言い渡される予定です。