上陸するおそれのある台風7号。14日夜から十分な警戒が必要です。
強い台風7号は1時間におよそ15キロの速さで北西に進んでいて、中心付近の最大瞬間風速は50メートル今夜接近し、15日近畿を縦断する予報です。
【大阪管区気象台】「近畿地方では14日午後から15日午後にかけて線状降水帯が発生して大雨の危険度が急速に高まる可能性」
15日正午までの24時間に予想される雨量は、多いところで350ミリ(近畿)16日までの24時間では200ミリから300ミリと予想されています。予想される最大瞬間風速は14日で45メートル15日は50メートルで走行中のトラックが横転したり看板や瓦が飛ぶ猛烈な風がふく可能性があります。
また、2018年の台風21号では高潮と重なり浸水被害が相次ぎましたが、今回も大潮の時期と重なるため16日にかけて高潮による浸水に十分注意・警戒をしてください。
台風7号は、お盆のUターンラッシュに影響しそうです。新幹線は15日岡山駅から名古屋駅の間、終日運転が取りやめになります。
在来線についても、JR西日本は15日、阪和線やおおさか東線など一部区間の運転を
取りやめます。大阪メトロも15日は始発から高架部を通行する一部区間で運転を見合わせる可能性があると発表、南海電鉄も14日夜から15日にかけ広い地域で計画運休を発表しています。
空の便も欠航が相次いでいます。本来であれば15日がUターンのピークですが、気象庁は、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
こちらは現在(14日16時30分)の中国自動車道です。今後、猛烈な風が吹くと予想されています。阪神高速ではあす、湾岸線などで通行止めなどの規制が行われる可能性もありますのでご注意ください。