運命の大阪決戦です。将棋の藤井聡太七冠が前人未到・八冠挑戦に向け大勝負に挑んでいます。4日午前9時から大阪・福島区の関西将棋会館で行われているのは将棋の八大タイトルの一つ”王座”への挑戦権をかけた対局です。
着席するなり、将棋盤を前に、うつむいて目を閉じる藤井聡太七冠。この対局は、前人未到の八冠挑戦を狙う藤井七冠と、かつて藤井七冠に初対戦から６連勝し藤井キラーと呼ばれた豊島将之九段による勝負。藤井七冠の先手で対局が始まりました。2人の対戦成績は21勝11敗と藤井七冠が勝ち越しています。
王座は藤井七冠が唯一持っていないタイトルで、4日の対局に勝ち、自身の持つ王位の防衛を果たすと史上初の八冠制覇に向け永瀬拓矢王座との五番勝負に臨むことになります。勝敗は、4日夜決まる見通しです。
はたして、勝負の行方は？
「将棋マダムと申します」
実はこの方、先日の王位戦で、一泊30万円する「封じ手開封プラン」を購入するなど、藤井七冠を愛してやまない将棋ファン。
【記者】「きょうは特大ニュースが？」
【将棋マダム】「朝見てびっくりしたんですけど私がプレゼントしたネクタイを締めて対局していただいているので絶対勝ってくれると思います」
