盗撮を防ぐための「撮影罪」の施行から27日で2週間です。施行後、全国各地で逮捕・検挙者が相次いでいましたが、大阪府内でもすでに検挙者が出ていることが分かりました。
警察によりますと「性的姿態等撮影罪」、いわゆる「撮影罪」が施行された7月13日から27日までの2週間で、大阪府内では電車内やエスカレーターで盗撮行為をした疑いでこれまでに少なくとも男ら18人が検挙されたということです。「撮影罪」は性的な部位や下着などの盗撮を防ぐために施行されたもので、撮影をした場合は最大3年の懲役または300万円以下の罰金、画像の公開などの行為は最大5年の懲役または500万円以下の罰金が科されます。
【甲南大 渡辺特別客員教授】「法律による明確な基準ができたことによるもの。同時に盗撮的な行動がまん延している事実にも目を向けなければ」