北朝鮮ミサイル発射の「収入源」は…日米韓3か国首脳会談前に緊張高まる

20日未明、北朝鮮からミサイルが発射されました。2022年から相次ぐミサイル発射の裏に、ある事情が透けて見えてきました。

【李相哲教授】「今アメリカの核(戦略)潜水艦がプサン港に入港している。軍事的にとても大きな意味がある。アメリカと韓国に対する反発と脅し。(北朝鮮は)困り果てた時は日本に目を向ける。日本を揺さぶったり、対話に誘ってみたり、脅してみたりする」

2022年は過去最多の73発のミサイルを発射。大陸間弾道ミサイルなら1発30億円以上とも言われる中、北朝鮮の懐事情は一体どうなっているのでしょうか?

【李教授】「北朝鮮の収入源で一番大きいのは盗みです。サイバー攻撃、ハッキングを通してお金を盗んでいる。2022年だけで世界から約1000億円を盗んだ。(ミサイル)30発を打つことができるお金。」

しかも驚くべきはその3割ちかくが日本からのお金。それが軍事費に流れているというのです。

【李教授】「世界ハッカーコンクールがあった、技術を競うもの。そこで全ての部門で北朝鮮が1位を獲得している。そのくらい北朝鮮のハッキング能力は向上しています。アメリカと日本と韓国が協力して何とかしないとダメですね」

日米韓3ヵ国の首脳会談が8月18日、アメリカで行われることになりました。北朝鮮の対応、この夏が大事な局面となるかもしれません。

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