新型コロナの影響で減少していた訪日客数が2023年の上半期、4年ぶりに1000万人を突破しました。インバウンド需要を取り込もうと大阪の病院も対応を始めています。
大阪・北区に新しく作られた医誠会国際総合病院。10月のオープンを前に桜の植樹式が行われ、病院の周りに植えられた120本の桜が公開されました。この病院ではロボットでの手術や人間ドックなどで最先端医療が受けられるということです。また外国人向けの国際診療部を設置し、英語や中国語などに対応。最先端医療を目当てに海外から日本に来る、いわゆる「医療ツーリズム」の需要も取り込みます。
【医療法人理事長補佐】「充実した医療を届けることで様々な人に来てほしい」
延べ床面積が甲子園球場のおよそ1.6倍の施設内には、病院のほか、保育園や250人規模の劇場などが入る予定で地域住民の憩いの場を目指すということです。
