大阪・関西万博に向け企業パビリオンなどの建設開始が報じられる中、懸念もささやかれ始めています。
【吉村知事】「このままだと非常に遅れが生じる懸念が少し前からありましたので。・国・博覧会協会、みなが連携して協力しながら、開催国に対してサポートや働き掛けをして期間内にそれぞれのパビリオンが完成するように進めていきたい」
最新技術が展示される企業パビリオンに並ぶ、もうひとつの魅力が世界50ヵ国が参加する国ごとのパビリオンです。大阪・関西万博ではそれぞれの国で設計した計画を夢洲を管理する大阪市に申請し、市の建築基準に従い審査を受けますが、12日までに申請した国は「ゼロ」。万博の運営主体である日本国際博覧会協会の当初の計画では、2023年春には既に工事に入っているとされる段階です。
【万博協会 十倉会長】「何があっても間に合わすということです。実現できるように全力を尽くして行きたい」