神戸市が立ち入り調査 神戸徳洲会病院で複数の患者死亡の告発受け

神戸徳洲会病院で男性医師が関わった手術のあとに複数の患者が死亡したなどの告発を受け、神戸市が10日、立ち入り検査を行いました。

【記者】「午後2時です。神戸市の職員が立ち入り検査のため病院に入って行きます」

神戸市によりますと、6月30日に病院の関係者とみられる人物から匿名の告発文が届きました。告発文によると、循環器内科の男性医師が心臓疾患や透析中の患者にカルーテル手術などをした後、6人の患者が死亡したほか容体の悪化があったということです。神戸市は男性医師の検査方法やカルテの記載内容などを調べるということです。

病院を運営する「徳洲会グループ」は7月14日に医療安全調査委員会を開き、治療が適切かどうかなどを内部でも検証するということです。病院の広報担当者は「病院として医療事故の可能性を含めて調べていく」とコメントしています。

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