22日、神戸市の草むらで6歳の男の子が体で見つかった事件。遺体はスーツケースに入った状態で見つかっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
死亡したのは神戸市西区に住む穂坂修ちゃん6歳です。
【近くに住む人】
「お母さんが子どもを怒りながら連れていた 最近見なくなっていた」
警察は監禁と傷害の疑いで神戸市西区に住む修ちゃんの母親の穂坂沙喜容疑者と
その兄弟の大地容疑者、朝美容疑者、朝華容疑者合わせて4人を逮捕しました。
4人は今年3月から6月20日ごろの間、自宅で57歳の母親を監禁し、顔や背中を鉄パイプのようなもので殴ってけがをさせた疑いが持たれています。
57歳の母親は自宅の押し入れに外から鍵をかけられた状態で監禁され、4人がいなくなった合間を見て逃げ、6月20日に警察に保護されました。
警察は4人の認否を明らかにしていませんが、このうちの1人の案内で自宅近くの草むらからスーツケースに入れられた状態の修ちゃんを発見したということです。警察は修ちゃんの死因を調べるとともに死体遺棄事件も視野に4人との関連を調べています。