働きたいという気持ちを進歩する通信技術が後押ししてくれるかもしれません。
大阪市内の支援学校に通う宗戸勇磨さん。手や足に重度の身体障害があり、自由に動くことができません。宗戸さんは6月21日、重度の障がい者を対象にしたテレワーク体験に参加しました。現在、高校3年生。2024年の就職をめざしています。
6月21日は、作業指示を受け、やり取りしながら画面上の名簿に会社の名前や住所を入力する作業を体験しました。
【宗戸さん】
「テレワークのいい部分はどこでも働ける。ネットがあれば働けるのでテレワークがいい」
宗戸さんは、数学の検定に合格するなど「勉強は得意な方」だといいます。しかし、重度の身体障害者の就職率は39%ほど。高校生全体の就職率と比べるとあまりにも低い割合です。
日々進化するするテレワークの技術は障害者が社会に出る手助けになりそうです。
【スタッフサービス担当者】
「こういう働き方があるというのを認知してもらうのが最大。在宅なら本来の100%の力を発揮して安心安全な環境で仕事ができるのがテレワークかなと」