市長の給料のカット幅を市民の支持率によって決める。大阪・寝屋川市が一風変わった制度を導入する方針を決めました。
【寝屋川市・広瀬市長】「市民に目を向けて経営責任を明確にする施策 新たな政策を」
寝屋川市の広瀬市長は現在実施している給料の3割カットをとりやめ、市民の支持率によって給料のカット率を変化させる方針で、6月20日から始まる議会に条例案を提出しました。18歳以上の市民3500人に対するアンケートで市政運営の評価を4段階で問い『否定的な評価』が上回った割合に応じてカット幅を決定。
例えば不支持が60%、支持が40%だった場合その差は20%なので給料のカット幅も20%となります。
【寝屋川市・広瀬市長】「首長の給料カット増えてきているが納得感がないのでは。市民に向けた施策立案が必要、その仕組みづくり」
条例は7月7日に本会議で審議され、可決されれば2023年10月分の給料から市民への調査結果を反映する方針です。