https://youtu.be/x6EXC4G5QH8
東京大学の渡邉英徳教授。衛星画像を集めマップにし始めて1年あまりが経つといいます。 ウクライナ上空から撮影した衛星画像で様々なところに塹壕があることがわかります。衛星画像からわかるウクライナの最新状況とはー 6月6日ウクライナ南部・へルソン州にある、カホフカダムが決壊し、下流の町では洪水の被害が発生しました。ダム周辺の様子を画像分析に詳しい渡邊英徳教授に話を聞くとー
・7日と最近の状況の比較 町中に泥水⇒だいぶ水が引いて陸地に戻ってきている。
今回のダムの決壊でウクライナの農業への影響が懸念されると言います。
・もともと農業に適さなかったがダムを利用していた。ダムがなくなると農業が立ち行かなくなる
そして、ダム周辺を火災の様子がわかるソフトで見てみると川の水が乾きだしたことで戦闘が拡大していることがわかるそうです。
・直近の5日間 ウクライナ側で火災、ロシアから攻撃が再び始まる市街地に近いあたりに
現在、ウクライナ軍とロシア軍はウクライナの東部や南部で3つの地域で激しい戦闘を繰り広げています。しかし、この火災の様子からは違うエリアで戦闘が激化していることを示しています。
・ロシアが攻め込んでいた地域をウクライナ側が奪還しようとしているとみられる
渡邊教授によると衛星画像からみても緊迫した状況はまだまだ続くとみられるそうです。