大阪府北部地震から5年 訓練で重点が置かれたのは『判断力』

大阪府北部地震からあさってで5年。教訓をいかし南海トラフ地震などに備えるため、大阪である訓練が行われました。重点が置かれたのは『判断力』です。

「もしもし119番消防です。火事ですか、救急ですか?」こちらは豊中市などで通報を受け付け出動を要請する消防指令センター。大地震を想定し、6月16日通報者役と隊員にわかれて訓練が行われました。

【訓練】「エレベーターに閉じ込められている」「命にきわめて危険な内容だけ対応している」

5年前の大阪府北部地震では豊中市でも震度5強を記録。地震発生時には通常の3倍以上となるおよそ350件の通報が殺到し混乱が生じました。そこで今回の訓練では通報内容により対応の優先順位を判断することに力を入れました。

【訓練】「エレベーターの保守センターに繋がりにくいだろうが繰り返し電話をかけてもらいたい」「エレベーターの中の人の状態が悪化したら、再度119番通報してください」

【豊中市・池田市消防指令センター 消防指令長】「消防隊が行かなければならないのかというトリアージは大変難しい。いざというときに落ち着いて対応できるのが大事」

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