ダム決壊の影響はロシア側にも…ウクライナ避難施設を支援する八尾市の小野さん帰国 

ダム決壊の影響はロシア側にも…ウクライナ避難施設を支援する八尾市の小野さん帰国 

(1) ダム決壊の影響はロシア側にも…ウクライナ避難施設を支援する八尾市の小野さん帰国 – YouTube

洪水被害にあう人々。実は、こちらはロシア側が公開した映像です。ウクライナのダムの決壊はロシアが実効支配をする地域にも。
中津教授「川の南側はロシア陣営、川の北側がウクライナ陣営。ロシア軍の陣営の方が低い土地が。ですからあふれ出た水はこちら(ロシア側)に行くことが多い」

ダムの決壊が起こり、川の北側のウクライナ陣営では救助活動が続けられています。一方、ロシア非常事態省も、ヘルソン州で1736人が救助され、6026人が避難したと伝えていますが中津教授は情報が少なく危惧しています。
中津教授「果たしてどれくらいの方が犠牲になってどれくらいの方が食料不足・水不足にで家を失われた実態が見えてこない。そういう意味では人道的な危機というのは非常に深刻」

一方、ウクライナに作った避難所の運営のため6月初めに渡航した大阪の支援団体の代表が帰国し現地の状況について語りました。

【小野会長】「これはアパートが爆撃をくらって落ちた屋根の一部」「高熱でグニャグニャに曲がっている。恐ろしい」

日本ウクライナ文化交流協会の小野元裕会長です。6月1日ウクライナ西部に作った避難所の運営を始めるために現地入りし、おととい日本に帰国したばかりです。

【小野会長】「こうした戦車に被せるためのカモフラージュネットを、高齢者が小学校で作っている」

今回地元の小学生たちが描いた絵を現地の子供たちに届けた小野会長。反応は?
「すごく喜んで、つながっている、応援しているという気持ちを感じていた。恥ずかしがり屋だが絵を持って笑顔に」

滞在中は全国ネットのメディアにも大きく取り上げられました。

「日本から特別ゲストが」「ウクライナと日本の都市が姉妹都市関係を築ければ」

小野さんたちが作った2棟の避難所。外装は完成したものの課題が…「内装に問題が。大工が戦争でとられ、工事が滞り下水の問題が解決できない」

小野会長は今後避難所を戦争で傷ついた人たちの療養の場にしていきたいといいます。

【小野会長】「体は無事でも心は戦争によって傷ついていく。リハビリ、レクリエーションセンターとして多くの役割を担う施設に」

小学校の教室では小野さんの妻で歌手のAKIさんが子供たちを勇気づけるためアカペラで歌いました。小野さんは、6月18日に、大阪市内で無料の報告会を開くということです。

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