大阪市天王寺区にあるこちらの会社。クリアファイルやアルバムといったおよそ3800点の文具・事務用品を扱っています。
この中のある商品が今回のG7広島サミットで使われたというのですが…
「これがこの前のG7広島サミットで使われた輪島塗の蒔絵ボールペンワーキングディナーで皆さんに書いてもらいお持ち帰り頂いた」
東山雅風ことセキセイの西川雅夫会長がデザインしたこのボールペン。鹿の親子が「平和」を願って佇んでいる情景をデザインしたもので、紅葉は、宮島厳島神社の鳥居の朱色と合い交わるようにあしらっています。すべて手作りのため1本5万円もする高級なボールペンです。
「輪島塗と名乗るには輪島塗の組合が木に漆を塗ったものでないと駄目だと蒔絵を施して漆を塗ったようなボールペンはなかなかなかったしかも非常に軽い」
このボールペンは、2016年のG7伊勢志摩サミットや2019年のG20大阪サミットでも各国首脳が使う筆記用具として採用され、今回で3回目。大阪・関西万博での採用も検討されているということです。