池田小児童殺傷事件から22年ー学校で祈りと誓いの集い (23/06/08 16:30) – YouTube
児童8人が犠牲となった大阪教育大学附属池田小学校での殺傷事件から6月8日で22年。学校では追悼の集いが行われました。
事件が起こった時間と同じ午前10時すぎ。在校生や遺族などおよそ760人が犠牲になった児童へ祈りを捧げました。
【児童代表】「22年前の今日、この学校でつらく悲しい事件が起こりました。命の尊さを、命の大切さを学んでいます」
2001年の6月8日。大阪教育大学附属池田小学校に刃物を持った男が侵入し、児童8人を殺害、15人に重軽傷を負わせました。事件を受け学校では年に5回、教職員らで不審者対応の訓練を行うほか、様々な対策を講じています。教室は事件後に改築、ドアの配置なども工夫。校内には300を超える非常ベルを設置しました。また校門に警備員を配置し不審者が入らないよう先生や保護者はIDカードで出入りを管理しています。
【池田小 校長】「保護者・外部の人はここから出入りしてもらっている。普段はオートロックがかかるようになっている」
そして22年前、子どもたちが犠牲になった教室は…
【校長】「事件のあった1年生と2年生の教室については保護者や子供たちが体験活動をしたり、楽しい思い出が作れるような場所に改築した」
あの日から22年。事件の教訓を生かすため、「安全科」という授業が開かれ子供たちに命の大切さを教えました。
【校長】「決してこのことを忘れてはならないという思い、今取り組んでいる学校安全を発信していく」
