【すべての住戸にセキュリティシステム】高い防犯機能の住宅街とは?

【すべての住戸にセキュリティシステム】高い防犯機能の住宅街とは?

https://youtu.be/W4SOdtxN7kg

全国で強盗事件が相次ぎ防犯意識が高まる中、高い防犯機能をウリにした住宅街の開発が進んでいます。最新の住宅街を取材しました。大阪・交野市にあるJR星田駅の北側で開発が進むエリア。大阪の中心まで快速でおよそ30分のこの地域に、防犯に力を入れた住宅街の建設が始まっています。大型マンションと196区画の戸建てエリアを持つスマートエコタウン星田です。関電不動産開発などが開発を手掛けています。

【藤野社長】「安全・安心なまちづくりをしていきたいということで、関電グループの総力を結集したタウンセキュリティを実現しようと思っている。」

この住宅街では、戸建て住宅とマンションの全ての部屋にセキュリティシステムを導入。人の侵入を感知した際大きな警報音が鳴るとともに自動でセキュリティ会社に通報が届き、警備員が駆け付ける仕組みです。

【記者】「こちらドアにも高いセキュリティがあるんです。カギは『鎌形』になっていて、こじ開けにくいカギになっています。さらに、カギを開けられたとしても、こちらのセンサーでドアが開いたことを感知し、自動でセキュリティ会社に通報が行くことになっています。」

さらに、マンションのドアにはオプションで最先端の機能も。カギをかけ忘れた時でも専用のアプリを使えば家から離れた場所からでもカギがかかっているかを確認することができます。また、ボタンを押すと、カギの開け閉めも行うことができるんです。このエリアでは警備員が見回り、公園や街に防犯カメラを導入するなど複数の防犯対策に取り組んでいます。戸建てもマンションも全て「ZEH」という省エネ基準を満たしたオール電化。街として二酸化炭素の排出を0にするゼロカーボンタウンを目指していて、最新の技術を利用した防犯性能と環境への配慮で未来型の街づくりを進めます。

【藤野社長】「タウンセキュリティという観点では、他に中々ない仕組みが導入できている。ここから日本各地に発信していけるような、街づくりになればなと思っている。」

一部の戸建てではすでに販売が始まっていますがマンションの部屋は7月から販売を始めます。一方、業界初の防犯性能を持つ住宅街が愛知県にあります。開発を手掛けたのは大阪市に本社を置く大和ハウス工業です。

【担当者】「こちらの団地は、こちらにありますような防犯カメラを設置している。防犯カメラを設置することで、団地の中への車両・人の出入りが常に確認できるようになっている。」

最大の特徴は防犯カメラ。住宅街の外と繋がる道路と公園すべてに防犯カメラを設置し、24時間録画を続けることで人や車の出入りを把握することができます。カメラは街だけではなく、家にも。

【担当者】「こちらがすべてのお宅に設置していただく、門柱です。大きな特徴がインターホン。通常の来客用のモニターと同時に、24時間ずっと録画をし続ける機能を持っている」

インターホンのカメラを防犯カメラとしても使うことで、業界として初めて全ての住宅に防犯カメラを設置。録画された映像は専用のアプリで確認でき、気になる映像を保存することが可能です。さらに、1階のガラスは全て防犯ガラスを採用。ガラスをバールで叩き続けても、ヒビは入るものの貫通しません。他にも、840℃の高温にも耐える高性能の壁を持ち、震度7相当の揺れを受けても柱や梁に損傷は見られず耐震性を維持するとしています。さらに、街のデザインにも安全を意識した工夫が。電線を地中に埋め、電柱をなくすことで倒壊などの被害を防ぎ、道をあえて曲がりくねった状態にすることで車両の速度を抑えます。

【担当者】「昨今強盗を含めた事件が多発していて、防犯に関するお客様のニーズ・関心が高い。こういった安心安全なまちづくりを(全国で)積極的に推進してきたい」

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