電気代高騰!解決のカギは窓リフォーム 環境配慮も

電気代高騰!解決のカギは窓リフォーム 環境配慮も

竹でイエを作る? 落語家 月亭方正も太鼓判? – YouTube

環境に配慮した暮らしが当たり前となる中、きょう二つのエコ住宅が披露されました。住むなら「家計にやさしい」家?それとも・・・大阪・住吉区にある住宅設備メーカー=リクシルのショールームで5月11日メディア体験会が開かれました。注目は、今話題の「窓・リフォーム」

【記者】「こちらのお部屋の涼しい理由。窓が実は2重になっているんです」

どうなっているかというと・・・

【担当者】「ご家庭にある窓の内側にもうひとつ窓をつける商品」

2重窓にすることでエアコンの効きが良くなり、環境負荷が減少し光熱費の節約になるといいます。実は、1か月半前に窓の断熱リフォームを支援する政府の補助金制度がスタート。リフォーム代の最大半分程度が支援されるとあって、窓リフォームの注目度が急上昇。リクシルでは2023年4月の注文は去年の3倍以上になったといいます。効果があるのは夏だけではありません。

【記者】「こちらのお部屋2重窓のついてない昔のお部屋。外の温度はゼロ度に設定されていてひんやり。窓をさわってみると冷たい。
実際にリフォームした部屋にいってみましょう。入ってみると先ほどのリフォーム前に比べてあったか。窓も冷たくないです。あったかいです」

メーカーによると補助金制度を使えば、20年で実質負担はゼロになるといいます。

【担当者】「これほどの補助はこれまでにない・・・」

一方、5月11日、竹で家を建てる取り組みの記者会見が行われ、応援隊長として落語家の月亭方正さんも駆けつけました。

【月亭方正】「固くて丈夫でしょ!?これ竹でできているんです!」

絶賛しているのは竹を使った建材です。

【担当者】「薄く切った竹を重ね合わせて作った建材。デザインもよく作れるし、竹を使っているので環境にもいい」

なぜ環境にいいのでしょうか?

【担当者】「放置竹林が近年問題になっているが、この竹を使った建材がその問題解決のヒントになると期待している」

竹は繁殖力が強く、手入れをしないと、竹が生えていない場所にも侵入し、もともとの森林の環境を壊すという問題があります。竹林面積が全国一位の鹿児島県にある薩摩川内市は住宅メーカーと手を組み、竹を利用。木に代わる新しい建材を竹でつくりました。一方こんな課題も。

【担当者】「環境にはいいが、コストの面でいえば、正直通常よりも高い。そこは課題」

今後は強度やコスト面など改良を重ね、実用化を進めていくということです。

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