今が旬の“海のミルク”。2023年はは過去5年で最高の仕上がりになっているそうです。京都府・舞鶴港。ここで今、旬を迎えているのが4月下旬から8月頃まで楽しめる岩ガキです。殺菌処理が行われ、生でも食べられるので観光客にも人気の様子。
【客】「めっちゃおいしいです。とろっとしていて海を食べているみたいな感じ」
舞鶴湾で養殖された岩ガキは、その大きさが特徴です。
【カキ漁師】「栄養がたくさん海に流れ込んでくるので、その栄養分をカキが食べるので、大きくてクリーミーでおいしい岩ガキになっている」
おいしさの秘密は海！ではなく、実は山にあります。舞鶴湾を囲む山をおおう広葉樹。ミネラル豊富な広葉樹の落ち葉の栄養が川に流れ込み、海に注がれているので、岩ガキがよく育つのだそう。さらに、2023年は冬の大雪で山からのミネラル分がさらにアップ。ここ5年で最高の出来とも言われています。岩ガキが豊作な一方、舞鶴湾には近年、ある変化が起きているといいます。
【京大・益田先生】※舞鶴湾の海水温の変化について。※水温が高くなって今まで獲れなかった魚が獲れるように。※水温が上がると酸素濃度が低くなり、海の生き物に悪影響が。
