特殊詐欺被害防止の訓練、大阪府警の警察官がお年寄りに扮したシミュレーションですが集まったおよそ３０人のコンビニ店員は真剣そのものです。
【訓練の様子】
訓練では、電子ギフト券を購入しようとしたり 電話をかけながらATMを利用している客に対してどのように声をかければ被害が防げるのかを確認しました。指導にあたった淀川警察署管内では、2023年に入りコンビニの店員が声をかけるなどして被害を防いだケースが、続いているということです。一方で、特殊詐欺被害は深刻で、大阪の2022年の被害件数は前の年より522件多い、2,060件で被害額は8億円近く増えています。
【訓練に参加した店員】「私一人でも行動すれば詐欺の被害に会う人を減らせるとおもったので、もっと頑張っていこうと思った
【淀川署生活安全課長】「熱心に訓練に挑んでもらったので、被害を一件でも発生させないように皆さんに防犯意識を持ってほしい」
