(1) 【南海電車】やさい列車に挑戦⁉️街と街を結ぶ、やさしい取り組みに密着。 – YouTube
街と街を結ぶ電車かもしれません。和歌山県・橋本市にあるJAの直売所。 店内には野菜や果物など50種類以上が並びます。 「これからの季節は『しらぬい』と言って、きよみとぽんかんをかけ合わせた品種で、とても甘くてほどよい酸味があって、とてもおいしい」 とれたてなのが魅力ですが、こんな問題が…
「次の日に販売できないものは廃棄していると。売れ残りといっても当日売れなかっただけで、充分食べられる商品」 新鮮な野菜を捨てずに、都会の人にも味わってほしい。 そんな思いをキャッチして、南海電鉄と関西大学の学生が今月から始めたのは… その日に販売できなかった野菜などを南海が買い取り、最寄りの南海橋本駅から電車で都心部まで学生が運ぶ実証実験です。 山間部を抜け、電車にゆられることおよそ1時間。午後5時半すぎ着いたのは南海・なんば駅です。到着後、駅構内のお店で販売されます。値段も直売所とほぼ同じです。
【来店客】
「新鮮でおいしそうだったのでほうれん草を買った。 お野菜が高騰しているので、安くてちょうどいいかなと思って」
【南海電鉄担当者】
「直売所に納品すると、夕方までしか農家は販売できない。それを夜まで販売時間を伸ばして、難波に持ってくると、仕事帰りのお客さんとちょうどマッチする。電車というリソースと農業をかけ合わせた第一歩だと思っている」 南海電鉄では今後、大阪南部で収穫される大阪産の農作物なども販売、 ビジネス化も視野に5月まで実験を進めていくということです。