(1) 【衝撃映像】大阪の桜を襲う?!C国産トンデモ・カミキリ虫とは…「特定外来生物」被害拡大中… – YouTube
【京都府森林技術センター 小林正秀主任研究員】
「絶望的、枯れている。これ見て!フラスという木くずと虫のフン、この量が多いほど中にたくさん虫がいるってこと…めちゃくちゃおる!どんだけおったんや…幼虫死んでるわ、殺虫剤で死んだかも…」
大阪狭山市の桜の名所、狭山池公園。1300本の早咲きの桜が見頃です。大阪狭山市のマスコットキャラクターも桜がモチーフ。ところが…
「休眠打破ができなくなって桜が咲かなくなると…桜も弱る、弱り目に祟り目で」
公園では枯れている木があちこちにほとんどの桜の幹にはネットが張られています。心配して調査に訪れたのは、木を枯らす害虫などを研究している専門家・小林さんです。 コレクションの中には栗の木やミカンの木を枯らすカミキリムシも… そして今回、桜の木を枯らしているのがこの虫…「クビアカツヤカミキリです」
【京都府森林技術センター 小林正秀主任研究員】
「成虫ではなく幼虫が卵からかえって木の中の甘皮の下を食べるんです」
大阪狭山市内では毎年200本の桜の木が枯れているといわれています。クビアカツヤカミキリは、中国から来た虫で、日本では2012年に愛知県で最初の被害が確認されて、その後、全国に拡大。2018年には「特定外来生物」に指定されました。桜や桃、梅などバラ科の樹木を好み、木の中に卵を産んで幼虫が木の内部を食い荒らすため、木が枯れるということですが…大阪には2015年に侵入が確認され、最初は大阪狭山市だけだったのが、被害は年々広がっていて大阪市内でも確認されています。 桜の花見シーズン到来のなか、どうすれば害虫から桜の木を守れることができるのか?専門家とともに対策と生態系の問題を考えます。
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