【トルコ・シリア大地震】子ども700万人超被災…大阪NPOがシリアを支援! – YouTube
トルコ南部で6日に起きた地震で、トルコ、シリア両国の死者はこれまでに4万1000人を超えました。
また、ユニセフ=国連児童基金によりますと被災した子供は両国合わせて700万人以上に上るとみられています。冬の寒さの中で、路上などに寝泊まりしている親を亡くした子や避難している子どもたちへの支援が課題となっています。
被害を受けたシリア北西部に住むハッサン・ザイードさんです。
【ザイードさん】
「瓦礫の下にはすでに生きている人はいないだろうと推測される、いまは生き残った人たちのサポートをいかに行うか、に力を入れています」
地震は長引く戦争で荒廃した国土に大きな被害をもたらしました。大阪に拠点を置くNPO法人『ピース・オブ・シリア』はザイードさんら現地の人を通じて幼稚園などの運営を支援してきました。
【中野貴行代表】
「トルコよりシリアの方が戦争の中で政治的な駆け引きがあり、支援が届きにくい場所なので、そこを中心に支援している」
いまは子供たちの心のケアの力を入れています。
【ザイードさん】
「広い開放的な空間で心の健康を取り戻す活動をしていかないといけない」
さらに2月からクラウドファンディングを始めたところ、460万円以上の寄付が集まり食糧や医療品・毛布やテントの配布を行っています。
【中野貴行代表】
「子供たちが自分たち自分たちの力でシリアの未来を作っていく。以前から戦争状態から直していく復興だったので、やっていくことは変わらない。シリアを長期的に応援する仲間を作っていくのが僕たちが果たしていく役割」