大阪府・吉村知事「9月下旬までに全数把握の見直しをやる」 – YouTube
大阪府で1日、新たに1万1095人が新型コロナウイルスに感染、27人の死亡が確認されました。 大阪府の吉村知事は、新型コロナ患者の全数把握について、9月下旬までに見直しを行う考えを示しました。
1日、午後オンラインで開かれた全国知事会。
【吉村知事】
「コロナと共存する社会を目指すためには、リスクの低い人の全数把握の見直しは避けて通れない、進むべき道。大阪府として緊急避難的にやる必要はないが、将来の方向性を考えて、9下旬までに課題を整理して全数把握の見直しをやる」
新型コロナの感染者情報は医療機関などが『ハーシス』というシステムに入力し、報告していて、国は9月下旬に登録作業を簡素化する方針です。 しかし、詳しい報告の対象を65歳以上の高齢者などに限った場合、府は多くの感染者を把握できず、療養サポートが難しくなります。そこで府は宿泊療養や配食サービスの案内のほか、自宅療養中に体調が悪化した場合の対応などについて、仕組みの見直しを行う方針です。
【吉村知事】
「府民のデメリットが最小化するように課題整理をしながら、課題を克服した上で全数把握の見直しをしていきたい」