「目の老化防止に朗報！」京都大学薬学部の土居教授の研究グループは、目の瞼の内側には、ステロイドホルモンを活性化させる仕組みがあることを突き止めました。ステロイドホルモンというのは、思春期に大量に分泌され、若々しさや健康を保つために必要なものですが、加齢によって減少していきます。まぶたには、眼球を保護するための脂を作る、マイボーム腺という組織があります。歳をとると、加齢でステロイドホルモンが減少、マイボーム腺の元気がなくなるんです。そこで研究グループはマウスの瞼に、ＮＭＮという酵素を点眼すると…右目だけマイボーム腺が増えました。土居教授らは基礎研究を進め、薬の開発につなげたいとしています。
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