大阪都構想「住民投票、否決の要因」
2020年11月1日に行われた大阪都構想をめぐる住民投票は僅差とはいえ今回も反対票が上回った。日経新聞とテレビ大阪が10月中旬に行った世論調査は賛成40%、反対41%だったが、本番の住民投票でもまさに同じような結果となった。コロナ禍対策で全国随一の評判を持つ吉村洋文大阪府知事と松井一郎大阪市長の維新コンビは最強タッグを組んで臨んだものの市民の判断は5年前と同じだった。その理由とは?選管が発表した投票結果と、日経新聞が投開票日に行った出口調査の結果をもとに、有権者の判断のポイントは何だったのかを考える。