2007年2007年3月10日放送 (テレビ大阪)
2007年2007年3月15日放送 (奈良テレビ放送)
今回の花*
塚本文男さん
(富田林市水利組合連合会)
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塚本文男さん
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大阪府内で最大規模の一斉清掃活動となる「大和川・石川クリーン作戦」のきっかけづくりを行った。
川は、人の心を映し出す鏡
3月4日、大和川流域にある10の市や町で
「大和川・石川クリーン作戦」が開催されました。
大阪府内で最大規模の一斉清掃活動です。
そのはじまりは、昭和50年代半ば
富田林市の水利(すいり)組合連合会が行った
石川での清掃活動。
きっかけは何だったのか、水利組合連合会の
塚本さんに聞いてみました。
「22年前の大和川は、今の汚さの約3倍だったんです。
子供が変われば親が変わり、親が変われば地域が変わる。
地域が変われば大和川が変わる。
これを合言葉にして絵と作文の募集が始まったんです。」
(黒田伊彦さん)
今回のコンクールのキャッチフレーズは
「大和川で泳ぎたい」。
それぞれの作品に子どもたちのメッセージが込められています。
「大和川で鳥や魚たちと遊びたいです。」(子ども)
「水がきれいになって魚がいっぱいいる大和川になってほしいです。」
(子ども)
「遊べる大和川にしたいです。」(子ども)
「2010年は平城遷都1300年。
泳げる川から飲める川へと発展させて、
その時には大和川が世界遺産になるように皆さんと一緒に
頑張っていけたらなあと思います。」(黒田伊彦さん)
子どもたちが水しぶきをあげて遊ぶ
生き生きとした川をめざして
「大和川クリーンキャンペーン」は続きます。
「毎年毎年、これで24回に至るんです。
その度に、確かに参加者数は多いんですが
逆にゴミの量は減らない。
やはり原因は市民一人一人の気持ち、
この石川を利用する方々のモラルをもう少し
高めて頂くことによってゴミが少なくなるんではないかと
いう気持ちで活動を行って来てるわけですけどもね。」
(塚本文男さん)
川は、人の心を映し出す鏡なのかも知れません。