2007年1月13日放送 (テレビ大阪)
2007年1月18日放送 (奈良テレビ放送)

(10) 身近な川にもこんな生き物いるで〜!

今回の花* 中条武司さん

今回の花▼中条武司さん▼大和川に生きるさまざまな動植物の調査に取り組む「プロジェクトY」のメンバー。

■中条武司さん■
大和川に生きるさまざまな動植物の調査に取り組む「プロジェクトY」のメンバー。

たくさんの生き物が棲む大和川


大和川には思いのほか、 たくさんの生き物が棲んでいます。
その調査に取り組んでいるのが「プロジェクトY」。
昨年夏、大阪市立自然史博物館にて「大和川の自然展」を
開催しました。



「プロジェクトY」の調査結果



「プロジェクトY」の調査で、たくさんの種類の魚貝類が確認
されました。 川底に砂が堆積している大和川中部では、
スッポンの生息も確認されています。

日本古来のカンサイタンポポをはじめ、 植物でも様々な
発見がありました。 今や絶滅が危惧されているヒキノカサは、
大阪では大和川流域でしか見ることができないそうです。

昆虫類や貴重な生き物も見つかりました。

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カヤネズミ






『哺乳類では、カヤネズミという日本で一番小さなネズミを調査しました。
カヤネズミは一生のうち大半を草の上で過ごし、草の葉を丸めて巣を
作ります。そして、巣で子育てをするのです。』
(中条武司さん)


中条武司さん

『大和川は、人の手が加わった川なんですけど、その中で
生き物が非常にしたたかに、力強く生きているということが
分かりました。』
(中条武司さん)

大和川が美しくなることを一番喜んでいるのは、そこに生きる
生き物たちかも知れません。


大和川のさまざまな生き物

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