2006年12月30日放送 (テレビ大阪)
2007年1月4日放送 (奈良テレビ放送)
今回の花*
美濃原弥恵さん
・高山晴行さん
■美濃原弥恵さん■
■高山晴行さん■
掃活動や環境教育などネットワークを組んで地域ぐるみで行い大和川の旧流域・恩智川の再生に取り組んでいる。
川から川へと水の流れがつながるように
人もまた手をつなぎ、力を合わせます
長瀬川から分かれた水は、玉串川を経て恩智川へと
流れ込みます。
かつてはホタルもいた美しい川の再生に取り組んでいる
のが
八尾市の環境NGO「アクアフレンズ」。
恩智川や周辺の川の清掃活動、子どもたちへの環境
教育などを行っています。
『八尾の中の水は手を繋いだようにそれぞれが
繋がっていて、
大和川の水が実はこの恩智川
にも流れていることが最近
分かったんです。』
(環境団体「アクアフレンズ」代表世話人 美濃原弥恵さん)
「アクアフレンズ」をはじめとする各団体をまとめて
いるのが「恩智川環境ネットワーク会議」。
恩智川の再生を地域ぐるみの大きな動きにしようと
結成されました。
35団体が参加し、「恩智川フェスティバル」
の開催など積極的に活動しています。
『恩智川は柏原市から始まり、大東市まで流れ込んでいます。
まずは柏原市・八尾市・東大阪市みんながネットワークを組んで
それぞれ情報交換、啓発をしていけば水は必ずきれいになり、
住みやすくなると考えて、今に至っています。』
(「恩智川環境ネットワーク会議」会長 高山晴行さん)
様々な努力が実り現在、恩智川は美しい流れを取り戻しつつあります。
飛来する渡り鳥も以前よりその数を増やしました。
渡り鳥の餌となる小さな生き物や魚たちが生息できる環境が整って
きたのです。
川から川へと水の流れがつながるように
人もまた手をつなぎ、力を合わせます。
恩智川に、かつての風景が帰ってくるその日まで。