五目ご飯はダシを取ったり、鶏肉・ニンジン・ゴボウ・こんにゃく・椎茸などの下処理をしたりと、意外に時間がかかります。
番組ではジャーのスイッチを入れるまで準備時間を大幅に短縮する方法を考えました。
2009年10月22日放送
〜秋に食べたい!炊き込みご飯BEST15〜より
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- 問題点その1
- 昆布ダシを取るには約2〜3時間かかる
- 問題点その2
- 鶏肉を捌いたり乾物を戻したりなど下処理に時間がかかる
材料
- お米 ・・・ 3合
- 塩昆布 ・・・ 大さじ1
- 干し椎茸 ・・・ ひと握り
- ゴボウ ・・・ 5cm
- ニンジン ・・・ 1/4本
- 突きこんにゃく ・・・ 40g
- やきとりの缶詰 ・・・ 1缶
- プチトマト ・・・ 4〜6個
- 水菜 ・・・ 1株
作り方
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ゴボウをざっくりと千切りにし、水にさらしてアクを抜きます。
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ニンジンは皮をむかずにイチョウ切りにしゴボウと同じく水に浸します。皮の部分には栄養分が多いため、あえてそのまま切ります。
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ダシの代わりに刻んだ塩昆布を入れます。
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干し椎茸手で潰しながらジャーに入れます。潰しながら入れることで戻さなくても旨味を十分に出してくれます。
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鶏肉の代わりにやきとりの缶詰をタレごとジャーに入れます。鶏肉の下準備を大幅に短縮することが出来ます。
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突きこんにゃくを適当な大きさに切ります。突きこんにゃくを使用することで味がしみやすく、切る手間が少なくてすみます。
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こんにゃくと一緒に、水に浸しておいた野菜類をしっかりと水切りしてジャーに入れます。
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プチトマトを半分に切りジャーに入れます。プチトマトを入れることで、かすかな酸味が出て、昆布との相性もいいようです。
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これまでで2分27秒。3分以内で準備完了。
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炊き上がったら、刻んだ水菜を入れて出来上がり。
協力者
- 稲田俊輔 (料理人)
- 横井 清 (京料理よこい 総料理長)
- 永山久夫 (食文化史研究家)