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過去の放送2004年12月11日

深海の舞姫キンメダイ攻略!!
〜 静岡県・南伊豆手石港、神奈川県・早川港 〜

今回のザ・フィッシングは、深海に生息し、グルメ釣り師達にも人気が高い、深海の高級魚キンメダイ釣りの二つの楽しみ方をお伝えする。

11月下旬、神奈川県早川港に、深海といえばこの人ベテラン沖釣り師 田原泰文と若手アングラー北本茂照の二人の姿があった。午前6時30分出船。

まずは普段キンメ釣りで使われるタックルではなく、イカ釣り用を使用することに。
キンメ釣りは普通日中水深300〜700m前後だが、ここでは200m前後の浅場で狙えるという情報。手軽なタックルで楽しめそうだ。
およそ50分でポイントに到着。
深場は久々と言う北本も使い慣れたタックルで狙えるとあって釣果を伸ばす。

黒潮の影響で状況はあまり良くなかったが、2人はやや小ぶりながらも浅場でのキンメダイ釣りを満喫することができた。


二日目、静岡県手石港に場所を移した。ここでは通常のタックルに戻し、サイズの良いキンメダイを狙う。

ポイントである水深400〜500mの新島沖に到着。
ミヨシ側に座った田原から投入、掛け枠に巻かれた仕掛けを慎重に落として行く。続いて北本も田原にアドバイスを貰いながら投入。オモリが着底。待つこと20分、電動リールを巻き上げて行く。
キンメダイは口吻が弱いため、巻き上げスピードをうまくコントロールしなければならない。
興奮して待つ二人。何が上がってくるのだろうか。この瞬間がたまらない。
そして海底から鈴なりになった赤いキンメダイがあがってきた。
どうぞお楽しみに!



【出演者】
田原 泰文(たはら やすふみ)
北本 茂照(きたもと しげみつ)

【取材地連絡先】
長谷川丸
0465−23−2836
浩進丸
0558−62−1649

【タックル図】
図をクリックすると拡大版が表示されます
----- 長谷川丸 タックル -----
ライン 棚センサーブライト5号
350m
ロッド SEN-EI剣崎V2 120-170
(田原氏)
剣崎トラッド120-270
(北本氏)
リール シーボーグZ500FT(田原氏)
シーボーグ500Fe(北本氏)
ミキ糸 ディーフロン12号 1.3m
ハリス ディーフロン7号 60cm
ハリ ムツ17号 12本
オモリ 150号
タックル図
拡大図はこちら

----- 浩進丸 タックル -----
ライン 棚センサーブライト12号
1400m
ロッド ファイアジャック205S
(田原氏)
ファイアジャック205M
(北本氏)
リール マリンパワー3000
ミキ糸 ディーフロン 30号1.5m
ハリス ディーフロン 18号75cm
ハリ ムツ19号25本
捨て糸 ディーフロン 10号10m
タックル図
拡大図はこちら

水野裕子の釣りだーいすき♥ 〜 静岡県・中木港 〜

水野裕子 前回、仕掛けの投入とコマセのまき方を教わったゆうちゃん。
今回はいよいよ磯場に。

静岡県・中木港の渡船重五郎屋・山本船長の操船で出港。
ごいっしょしていただくのは、もちろん前回の先生、磯をこよなく愛するお2人、桜井いずみさん(磯釣り歴7年)と大浜由紀子さん(磯釣り歴3年)。

ポイントは伊豆半島の先端、白根。到着し、まずコマセ作りに取り掛かる。材料はオキアミ2枚と配合餌1袋。
いずみさんによると、エサ取り(イスズミ等)がたくさんいるようなので、なるべく細かくする。これはエサ取りの口が小さいため。
ゆうちゃんは細かくするのに、まるで「北斗の拳」のケンシロウのような動作を。すかさずいずみさんから、愛情こめてやらないと釣れません!と。ちょっと初めての磯で興奮しちゃったようです。

コマセ完成。これでメジナを寄せる。いよいよ実釣、の前にいずみさんからもう一つ説明が。足元のコマセを切らさないようにとのこと。なぜ?それはエサ取りを足元に集めておくためだそうだ。なるほど、とうなずくゆうちゃん。

実釣開始。足元のコマセに注意する。ゆうちゃんの隣でいずみさんがヒット。そして由紀子さんにも。「がんばれ水野」と自分を激励。竿先に集中していると、「きたー!」。ヒット!いずみさんに手伝ってもらい、待望の初メジナをゲットした。
サイズが気になるゆうちゃん。しかし、いずみさんの答えは「ちっちゃいでーす」。リリースをしたものの、ゆうちゃんガゼンやる気がわいてきたようだ。
次回はさらなる試練が・・・!


フィッシングロケ日記 12月放送分
念願の磯釣りに来ることができました。
思い起こせば4月に予定して以来、やっとです。どうやら台風を呼んでいたのは、今日はロケに来ていない番組プロデューサーだったようです。

まず練習したのはコマセの撒き方、仕掛けの投入。
コマセは何とかできたかなと思いますが、振り込みが非常に難しかったですね。
ヘラブナ釣りに似ているなとイメージしたのですが、風とか波があるので難しかったです。
どうなることやらと思い、内心、ロケ初の釣果ゼロを覚悟していたのですが、すぐにリリースサイズのちっちゃいちっちゃいものだったものの、メジナを無事釣ることができました。

最終的には、今回教えてくださったいずみさんと由紀子さんのおかげで、38cmという大満足のサイズをあげることもできました。

私の田舎ではメジナはグレと呼んでいます。
ちっちゃい時にサビキ釣りで幼魚のメジナをよくあげていたんですが、クリクリした黒い目が大好きでした。「どうしてもこのカワイイ魚を飼いたい」と、家に一匹連れて帰った思い出もあります。

そして、初めてメジナをいただいたのですが、お刺し身、唐揚げ、なめろう、煮付け、どれもこれも絶品で「なんだ、おいしいじゃん」という感想です。

いずみさん、由紀子さんのお2人とまたごいっしょさせていただき、ぜひ釣って帰って、今度は自分の手でメジナを料理したいなと思いました。
釣って楽しい、食べておいしい魚でしたよ!


● 取材地連絡先: 渡船 重五郎屋
0558−65−1016