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過去の放送2004年9月18日

鮎マスターズ2004 師弟対決!
〜 岐阜県・加子母村/秋田県・角館町 〜


全国2800人の釣人がエントリーし技を競うアユマスターズ。18回目を迎えた今大会の模様をお送りする。

古い歴史に彩られた城下町、秋田県角館。町を流れる桧木内川は東北きっての鮎河川として名高い。
ここは又、全国鮎釣り師憧れのトーナメント鮎マスターズの舞台でもある。

今年も各地の激戦を勝ち抜いてきた10人の選手と6人のシード選手が桧木内川に集まった。
昨年、悲願のチャンプの座についた伊藤正弘。彼にとって今大会は連覇を目指すことともうひとつ特別な意味があった。それは自分の技を伝授した愛弟子と戦うこと。
連覇の為にはどうしても倒さなければならない相手である。
その弟子の名は景山国博。

景山は271人がエントリーした地区大会から勝ち上がり憧れだった全国大会へとコマを進めた。
伊藤の下に弟子入りしたのは二年前。
以来、師匠の釣りをつぶさに見詰め自分の技に磨きをかけてきた。

大会初日。2人は初戦を白星で飾る。
そして二戦目。師弟はついに直接竿を交える。「景山君も一勝。僕も一勝。いい試合になるんじゃないですか」と笑う伊藤。
一方「初戦を撮った勢いでぶつかるだけです」と表情を引き締める景山。互いに手の内を知り尽くしたもの同士。
一際、静けさに包まれた川に試合開始を告げるホイッスルが鳴り響いた・・・。


【出演者】
伊藤 正弘(いとう まさひろ)
景山 国博(かげやま くにひろ)

【取材地連絡先】
飛騨川漁業協同組合
0574−72−1029
北仙漁業協同組合
0187−55−4877

【タックル図】
図をクリックすると拡大版が表示されます
----- 伊藤  使用タックル -----
タックル図
拡大図はこちら
ロッド 銀影競技SF
早瀬抜95SZ
水中糸 メタコンポ 0.1号

----- 影山  使用タックル -----
タックル図
拡大図はこちら
ロッド 銀影競技SP
Aライト95SZ
水中糸 メタセンサー  Mステージ 0.1号

水野裕子の釣りだーいすき♥ 〜 栃木県・大芦川 〜

水野裕子 初めての鮎釣りに挑戦中のゆうちゃん。前回までで一応基礎的なことは、様々な釣りをこなす伊東佐知子さんに教えてもらった。
今週はいよいよ友釣り。ハナカンをし、「行ってらっしゃーい」とおとり鮎を送り出す。
しばらく様子を見ているゆうちゃんだが、今ひとつ苦戦の模様。伊東さんが「おとり鮎が泳いでいる感じは手に伝わってきますか?」と聞くと、「もしかしたら違うかも知れないんですけど、イメージしてます」。でも「エサ釣りみたいに、おとり鮎が思ったとおりに動いてくれないんですよー」と少々困り気味。伊東さんは「鮎が元気なときは、行きたいところに行かせてあげればいいんですよ。鮎は鮎のいるところを知っている!」とのこと。ゆうちゃんもうなずく。
目印に要注意。目印はちょうどウキのようなもの。じっと見つめていると…。「おっ」「あっ」「かかった、かかった」。伊東さんに協力してもらいながら慎重に竿を立て、見事ゲット。ゆうちゃん、しっかり2尾分の重さを感じて釣り上げた。
釣った鮎はすぐおとりに。自分の居場所に戻り、かかりやすくなるからだ。「なるほどー」とゆうちゃん。だから鮎釣りは“循環の釣り”といわれる。そして2尾目をゲット。初心者でもなんとか釣れ、大喜び。「きれいです。そしておいしそうです」と満足げに初鮎釣りを終えた。


フィッシングロケ日記 9月放送分
まずは最近恒例になりつつあるこのネタです。またバッティングしました。台風です。4回目の台風バッティング!今年この時点までに10号来ているのですが、1、2、8、10号にぶつかっています!ここまで来ると次が楽しみです。さて次回はどうなるか、みなさんも楽しみにしてください。

鮎釣りに行きました。鮎は、実は食べることにおいては世界中で一番好きな魚です。でも釣ったことはありませんでした。橋の上から釣りをしている人を見たことはあったのですが、なんとなくヘラのように年配の男の人が、特に地元の人がやる、すごい難しい釣りかなと思っていたんです。実際やってみると、やっぱり難しかったです(笑)。
なんと竿が9m!自分の身長の6倍くらいなんですよ!
まずおとり鮎をつけるところから苦戦しました。そしてそのあと泳がせるのですが、ただ糸につけて水の中に逃がすだけじゃダメなんですね。うまく誘導して他の鮎がいる所に行かせるとか、弱らせないようにするとか、すごく繊細で難しかったです。
なんといっても私の課題は取り込みです。非常に難しかった。タオルを使って練習したのですが、学生時代の部活動を思い出してしまいました。鍛錬なしでは釣りも上達できない。厳しいです!
あこがれてはいたのですが、自分で釣るという意識がなかった鮎釣り。すごく面白かったです。今度はぜひ釣った鮎を塩焼きにして食べたいです。
いっしょにやってくれた伊東さんによると、女性だけの鮎釣りの大会もあるそうで、上手になってそれにエントリーできるぐらいになりたいですね!

また、台風で8mの大シケになってしまったため、予定の投げ釣りはとてもできる状態じゃなく、新江ノ島水族館さんへおじゃましてきました。魚のエサの食べ方を研究しました。
カワハギとシロギスの食べ方を比べてみたのですが、なんてカワハギってコ憎たらしいんでしょう!シロギスはけっこう勢いよく食べ、食べた瞬間、ビビッと走ったりしてですね、針をつけて水槽に入れてみたいな、なんてフトドキなことを一瞬思ってしまいました。