清流四万十川には幾筋もの支流が流れ込む。その一つ檮原川(ゆすはらがわ)は、水と緑豊かな山紫水明の地・大正町に美しい渓谷を刻む川だ。この川の中流域に津賀ダムがある。津賀ダムは、40cm以上の巨ベラ、いわゆる40上(ガミ)が数多くいるヘラ師憧れのフィールドである。 乗っこみシーズンも佳境に入った4月中旬、40上を求めて2人の名手が津賀ダムを訪れた。岡崎一誠と浜田優である。2人はヘラの競技会で何度も優勝を争い、お互いの実力を認め合っているライバルだ。 初日、2人は地元で14番と呼ばれるポイントに入った。目の前ではヘラブナがそこかしこで跳ねている。いわゆるもじりと呼ばれる現象で、ヘラ釣りの一つの目安となる。「これは期待できる」早速仕掛けを投じる2人。 やがて、浜田の竿が弧にしなった。およそ33cm、まずまずのヘラ。 そしてほぼ同時に岡崎も釣る。サイズは変わらない。 その後一投につき一尾のペースで入れ食いになり、心行くまで数釣りを味わった。が、最大39cmどまりで目標の40上には及ばない。 餌木(エギ)を使ったアオリイカ釣りが数年前から人気だ。今ではエギングという名で一つのジャンルとして定着している。今回はエギングで春の大型アオリイカを狙う。 春はアオリイカが産卵のため、浅場に接岸してくる。そのため港や磯から大型のアオリイカを狙うことができるのだ。 |
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午後、巨ベラの実績が高いと地元で評判の3番ワンドに入った。大物に思いを馳せ、じっとウキを見つめる名手2人。 鮮やかな新緑と、張り詰めた静寂が彼らを包む。そして、ウキが一瞬するどく動いた・・・ 美しい自然の中で繰り広げられる、釣り人と巨ベラの対話。 お楽しみに! |
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【出演者】 岡崎 一誠(おかざき いっせい) 浜田 優(はまだ まさる) |
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【取材地連絡先】 西村旅館 0880−27−5008 |
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【タックル図】 図をクリックすると拡大版が表示されます
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ゆうちゃんは、埼玉県の管理釣り場にいた。念願のブラックバス(英名ラージマウスバス)に挑戦中。もともとバスフィッシング好きで、かつて43cmを釣り上げた実績を持つ。 | ||
案内してくれるのは、この管理釣り場をよく知る、ブラックバス歴6年の町田久美子さん。 管理釣り場ではいろいろな釣り方を楽しめる。 ジグヘッドのアクションの一つ、スイミングをやってみる。これはルアーを中層で小魚のように泳がせること。それにシェイキング。これはロッドを小刻みにふるわせてルアーを動かすこと。ルアーをブラックバスにおいしそうに見せようと竿をプリプルと動かすゆうちゃんだが…。 |
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「きたー!」。しかしバラしてちょっと厳しい表情…。でもその後すぐに釣り上げ、「イエス!ラージマウスバス!」。 クランクベイトにルアーチェンジ。すれるのでカラーのチェンジもどんどんしてみる。足元のブレイクでヒット。この日はアカキンのピーナッツが大当たり。管理釣り場でのバスフィッシングは初めてだったが、いろいろ楽しめてゆうちゃんは大満足だった。 次回はいよいよ未知のヘラに挑戦! |
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フィッシングロケ日記 5月放送分 | ||
管理釣り場でのバスフィッシングとヘラブナ釣りです。 バスフィッシングは私の釣り歴の中で一番多くやっている釣り。 物心のつく前なのではっきり覚えてないんですが、たぶん一番最初に握った釣り竿もバスロッドだったと思います。 今回は初めての管理釣り場でのバスフィッシング。 管理釣り場ってそこに必ず魚がいますよね。そういう安心できる状況だからこそできる楽しみ方、たとえばこの方法で釣れたから別の方法で、それでも釣れたからまた別の方法で、というルアーフィッシングの楽しさを存分に味わうことができました。 釣果もまずまずで満足。もっと大きいのも釣りたかったですが、まあそこは今回は置いときましょう。勉強、勉強。 そして初めてのヘラブナ釣り。 正確に言うと、小さなころにおじさんたちに連れて行ってもらったことがあるんですが、どうも、大人の釣り、すごーくがまんしなければいけない釣り、退屈な釣りという、あんまりよくないイメージがあったんですけども、実際自分でやってみると、皆さんが「奥が深い」と言われるのがよく分かりました。 仕掛けはシンプル。釣るときの動きも、竿一本、自分の腕、網だけとシンプル。だけど、エサをまぜたり、ウキの調整をしたり、ウキをしっかり見たり、アタリをちゃんととったりと、そういうのがすごく難しかった。 一瞬たりとも気がぬけず、スリルというか緊張感があって、思っていた以上に楽しめる釣りでした。はまりそうです。 初めて釣り上げたときは、何か自分が大人になったような気がしました。ヒキもしっかりしていて面白い。 21世紀はヘラブナ釣りですよ!あ、ちょっと言い過ぎました・・・。 |
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