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過去の放送2004年4月24日

ヤエン炸裂!大型アオリイカ爆釣
〜 和歌山県・由良町衣奈 〜


ごく一部の地域で親しまれていたアオリイカを狙ったヤエン釣り。が、最近はその面白さが全国に飛び火し人気急上昇。今回はヤエン釣りの本場・和歌山で春の大型アオリイカに挑む。

ヤエン釣りには針がない。まず餌のアジにラインを縛って泳がせ、アオリイカが抱きつくのを辛抱強く待つ。そしてイカが抱きついたら、戦闘開始。
ヤエンと呼ばれる長さ50cmくらいの針金の先にイカ掛け針りがついた道具を、ロープウェイのようにラインに滑らせる。
ヤエンが上手く掛からなかったり、ちょっとでも違和感があるとイカはすぐにアジを離してしまう。消費税の釣り(確立5%)と言う人がいるほど、この釣りはバラシがつきものだ。

「悪い時で80%、普通なら百発百中」そう言い切るのは、ヤエンの名手・岡啓太郎。和歌山をホームグラウンドに14年間ヤエン一筋に打ち込んできた。
彼の特徴は持ち竿。通常はヤエンを投入するまで置き竿で待つが、岡は一時も竿を手離さない。
ヤエンを掛けやすいようアジをコントロールしてイカを抱きつかせるのだと言う。

4月9日、和歌山県衣奈の磯で岡に密着。実釣開始間もなくイカを乗せ、あっさりと1パイ目をゲット。

その後もバラスことなく次々とイカを掛け、計6パイの釣果。型も2.5kgを筆頭に1〜1.8kgと文句なし。
驚異のヤエンパワー炸裂!10割バッター・岡啓太郎の釣りを見よ!!



【出演者】
岡 啓太郎(おか けいたろう)
【取材地連絡先】
坂田渡船 
0738−66−0017
【タックル図】
図をクリックすると拡大版が表示されます

----- 岡 使用タックル -----
タックル図
拡大図はこちら
ロッド オレガ ジグロ1.2号-53
リール アオリマチック夜光3050
ライン フロロカーボン4lb.

水野裕子の釣りだーいすき♥ 〜 神奈川県・川崎市 〜

水野裕子魚拓研究家・大野龍太郎さんの作品にふれたゆうちゃん。自分でもぜひ作ってみたいと今回はカラー魚拓に挑戦。魚は今が旬のメバル。

作り方を大野さんに教わる。まずは魚を発泡スチロールの台にセット。しかしそのまま置き、その上に紙を置いたのでは魚のふくらみでしわがよってしまうので、台を魚の形に削り、そこにはめる。セットした魚の上に紙をのせ、水をふくんだスポンジで軽くたたいて魚体を貼り付ける。見ているだけでは分からないヒレやウロコの線が出てきて、ゆうちゃん感動。

水野裕子色づけ。大野さん曰く、魚拓はアート。魚の色のままうつ必要はない。心の中で感じる色で自由に表現すればいい。大野さんの開発した魚拓用の絵の具を使い、下地になる色から。まずは黄色。タンポで軽く何度も押すように。つぎに赤。「黒メバルに黄色や赤?」疑問のゆうちゃんだが、大野さんによると「入っている」らしい。一番気をつけていることも質問。躍動感、質量感を大事にしているとのことだ。

色を重ねることによって、だんだんそれっぽく見えてきた。綿棒で魚体の模様も書き、最後に筆で目を入れた。できた。紙を魚体からはずす。「うれしいよー」とゆうちゃん。「初めてとは思えない」と先生からお褒めの言葉もいただいた。自分で「裕」の字を彫った落かんを押して完成。
水野裕子
最後に「魚釣りは釣ることが楽しく、それを食べるのも楽しい。今までは釣れたのが大物なら魚拓と思っていたけど、そうでなくても作り出す楽しみがあるんですね」とかなり感慨深げだった。皆さんも一度いかがでしょうか。
来週はいよいよゆうちゃんお待ちかねのバス&ヘラ!

フィッシングロケ日記 4月放送分
水野裕子メバル釣りです。
初めての何もしない釣りというか、特にアクションを加えたりとか、誘いをいれたりしない、すごくのんびりした、春にぴったりな、ほのぼのした釣りです。
メバルそのものも、春を告げる魚といわれ、春の季語にもなっているほどの春らしい魚。たくさん釣れ、私にも春がくるのかなー、と喜んでいます。
ほかにもカサゴ、ウミタナゴ、イシモチが釣れ、四目釣りになりました。
サイズはもっと大きいのが釣れればうれしかったんですけど、まあそれはこの際おいときましょう。

カラー魚拓にも挑戦しました。
大野龍太郎先生のカラー魚拓が載ったダイワさんのカレンダーを私もお店で見たことがありました。でも絵だと思ってたんですよ。
てっきり日本画家さんが描いているものだと思ってたんですよ。
まさか魚拓だとは!まさかこすり出しだったとは!びっくりしましたー。
先生の作品は色、立体感、質量感、躍動感が本当にすばらしい。先生が何年もプロとしてやってらっしゃることをですね、挑戦すること自体はなはだ失礼だとは思ったんですが、先生のご指導のおかげで、初めてにしては納得のいくものができました。まあ自分の中では98点かなと思っています。
一生の記念になります。額に入れて、わが家の、そーだなー、玄関に飾って、訪れる方に食いついてもらいたいなと、いろんな人に自慢して見せたいなと思っています。すばらしかったー!

● 取材地連絡先: 大野龍太郎魚拓教室 
044−865−8963