ザ・フィッシング > 2004年放送一覧 > 3月20日放送
海のルアーフィッシングのパイオニア・村越正海が、日本全国のシーバスを釣り歩く「シーバス紀行」シリーズ第5弾。 今回は長崎県五島列島に飛び、究極のゲームフィッシュ・ヒラスズキに挑む。 ヒラスズキは、
と3つの条件が揃ってようやく口を使うとされる魚。 ただし、都合よく条件が揃う日は年間を通じても少ない。さらに生息しているほとんどの場所が険しい磯場。それゆえアングラー達に難敵と呼ばれている。 3月上旬。村越は五島列島の周囲に散らばる小島のひとつ、平島に渡った。この日の海はベタ凪。一面真っ白なサラシを期待していた村越は、ガックリ肩を落とす。 しかし「せっかく来たのだから」と申し訳ない程度にあるサラシの中へフローティングミノーをキャスト。 すると、数投後にアタリが来た。 「これはいける!」そう確信した村越は、ヒラスズキがいそうなポイントを丹念に攻め、65cm・3kgの良型をキャッチする。 が、初日の釣果は1尾止まり。 2日目。 幸運にも風が吹き、磯場を覆い尽くすほどのサラシが生まれた。 条件は整った。 村越は平島中を歩き回り、80cm・5.2kgの大型を筆頭に次々とヒラスズキを上げていく。 豪快なファイト、そして男・村越正海のこだわりが凝縮された30分。お見逃しなく! |
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【出演者】 村越 正海(むらこし せいかい) |
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【取材地連絡先】
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【タックル図】 図をクリックすると拡大版が表示されます
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念願のフライフィッシング初挑戦。今回はいよいよ自然のフィールドに飛び出した。 向かったのは自然豊かな神奈川県・丹沢(たんざわ)。 まずは自分でフライを作ってみたい、とゆうちゃん。フライを巻くことをタイイングというが、タイイングも楽しみの一つだ。 年間を通じてフライフィッシングをし、経験豊富な澤口奈緒美さんに教えてもらう。 実際に渓流に出、魚がエサとしている水生昆虫を観察してみることにする。 水辺の石をひっくり返していると、いたいた、カワゲラの幼虫が。こわがる気配もなく、ゆうちゃんよーく観察。 フライの材料は、鳥の羽や化学繊維が多い。 先ほど見たカワゲラ(ストーンフライ)を作ることに。尾の部分はキジの羽、ボディはウサギの耳の毛で作る。 細かい作業だが、じっくり続けるうちに何となく虫っぽく・・・。 「ぽくなってきたー」と大興奮のゆうちゃん。 ストーンフライ・ニンフとソフトハックル・ウェットフライの2つを完成させた。 「夢だったんですよー」とうれしそうだ。さっそくそれを持って渓流に。 キャスティングも練習の成果でかなりうまくなり、澤口さんの「もうばっちりですよ」というお墨付きが。 投げること数回。 「きたー」。 きれいなヤマメを見事ゲット! 自分で作った道具を使って楽しめる。喜びもひとしお。これもフライフィッシングの魅力ですね。 |
フィッシングロケ日記 3月放送分 |
念願のフライフィッシングに挑戦しました。 ちっちゃなころに家の裏の堤防でロッドをふる練習をしたことはあるんですが、何せ15年ほど前のことなので、やっぱりもう完全に初心者。 まずキャスティングの練習から始めたのですが、なかなかうまく投げられません。多少よくなったかなと思っても、ちょっと間があくとまたダメになってたりして。もうライントラブル続出でした。 でもその後なんとか実釣に出まして、管理釣り場と実際にフィールドで釣りました。 うーん、やっぱりルアーフィッシングにはない面白さがありました。 それはキャスティングの難しさや道具の独特さだったのですが、一番すごいなーと思ったのは、なんといってもタイイング。自分でフライを作って、それを実際に使って釣ることができるというのはすごい!私も自分でフライを巻き、それで釣りに挑戦していますので、その模様はぜひぜひ見てみてくださいね。 とにかく今まで味わったことのない喜びがいっぱいありました。これをきっかけにですね、フライフィッシング、もっともっとがんばりたいな。 |
● 取材地連絡先 丹沢ホーム :0463-75-3272 |