堤防＆ボートの落とし込みのチヌ
〜兵庫県 神鋼ケーソン、神戸港 〜

今回は堤防とボートから落とし込みのチヌにチャレンジする。 アングラーは名古屋在住の名手・山下繁裕。 チヌは落ちてくるエサに敏感に反応する魚である。落とし込みはそんなチヌの習性を利用し、チヌがいつも食べているイガイやカニ等のエサを、堤防の壁面に沿って上から落とし込んで食わせる釣りだ。 前半、山下は兵庫県播磨町の神鋼ケーソン（堤防）で狙う。この時期、堤防の壁面にはコンブが群生している為、思うようにエサがチヌのタナまで運べず苦戦を強いられる。が、そんな厳しい状況にも山下は動じない。タイミングを見計らってエサを落とし込み、50cmと30cmのチヌを釣る。 後半は、神戸港に移ってボートの落とし込み。本来落とし込みは堤防の釣りだが、最近名古屋や神戸でボートから狙うスタイルが注目されている。実は、沖には陸から狙えない好ポイントが目白押し。チヌのプレッシャーも低く、いとも簡単に食ってくる。今回山下はボートの落とし込みに初挑戦したが、タックルも釣り方も堤防と同じとあって、すぐに要領を飲み込む。そして50cmを筆頭に、40cmの良型チヌを爆釣する。 オーソドックスな堤防の釣りと、新しいボートの釣りの魅力が詰まった３０分をお送りする。

【出演者】 山下　繁裕（やました　しげひろ）

【取材地連絡先】 草部渡船（神鋼ケーソン）： ０７９４−３５−１４０３ マーベリック号（神戸港）： ０９０−３６２７−２０２３

※タックル図をクリックすると拡大図が見られます。 山下　繁裕 使用タックル ロッド トーナメント 前打ちＦ−５３ＵＭ−Ｖ リール シーマチック ６８ ミチイト ナイロン２号 目印糸 ナイロン１．７号 ハリス フロロ１号 ハリ ２号 （拡大図はこちら）