すらっと伸びたしなやかな体つきのシロギス。ギョロ目でちょっといかつい顔立ちのメバル。どちらも小さな体に似合わず、スカッと爽やかなアタリで釣り人を楽しませてくれる。今回はこの2つの沖釣り人気ターゲットの釣り方を、プロアングラーの大塚貴汪が分かりやすく紹介する。 前半はシロギス。ポイントは、都心から目と鼻の先にある神奈川県平塚沖だ。みぞれ交じり雨模様の中、実釣がスタート。仕掛けは2本バリの片テン仕掛け。餌のジャリメをつけて、前方へキャストし広く探る。仕掛けが着底したらゆっくり引いてみる。するとブルルっと竿先に気持ち良いアタリが訪れ、簡単にシロギスが釣れた。この日は午前中だけで24尾の釣果。晴天の日はもっと釣れるという。 後半は場所を兵庫県須磨沖に移してのメバル釣り。シラサエビをドウヅキ5本バリ仕掛けにつけて、静かに投入する。着底後、オモリが底から少し離れた位置にキープしてアタリを待つ。メバルはゴツゴツした岩礁帯に生息しているので、根掛りにはご用心。 暫くするとメバル特有の小気味良いアタリが来た。だからと言って、すぐ巻き上げるのはもったいない。ちょっと待てば2尾3尾と追い食いしてくるからだ。釣果は32尾。これから春先にかけて数も型もどんどん良くなる。 初心者、家族連れ、そしてマニアまで幅広く楽しめるシロギス&メバル釣りをお送りする。 |
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【出演者】 大塚 貴汪 |
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【取材地連絡先】 「シロギス」・・・庄三郎丸(平塚)0463−21−1012 「メバル」・・・第三福丸(須磨沖)078−731−7614 |
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